日産自:リーフなどEV用アプリを利用停止に-ハッキングの恐れで

日産自動車は電気自動車(EV)「リーフ」など向けモバイルアプリケーションについて現在、利用停止にしている。温度調整などの機能がハッキングされる可能性があるため。

  豪州の調査会社トロイ・ハントが英国の知人のリーフをハッキングして、バッテリー状態や温度調整の情報にアクセスできることを実証した。車のフロントガラス越しに見える識別番号がアプリのプログラムを攻撃するのに必要な唯一の情報だったとしている。

  フィアット・クライスラー・オートモービルズは昨年、ハッカーが遠隔操作でアクセスして操舵装置やブレーキ、エンジンをコントロールできる約140万台をリコールしており、その後、米当局は自動車メーカーに対してセキュリティ対応の強化を求めていた。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)のマーク・ローズカインド氏は1月、車が攻撃されにくい技術の採用を急ぐよう、来年には政府が取り得る特別の措置が必要としていた。

  日産自はEV向けアプリを利用できないようにした後、フェースブックで謝罪した。現在はアプリのアップデートに取り組んでいるという。電子メールの発表資料によると、遠隔操作が可能だったアプリの機能については手動で操作できる。

原題:Nissan Disables Leaf Electric Car App After Cross-Continent Hack(抜粋)

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