米ハリバートン:5000人を追加削減-原油価格下落に対応

  • 原油価格はこの1年半で約70%下落
  • ハリバートンはこれまでに全従業員の4分の1余りを削減

米油田サービス会社ハリバートンは原油下落局面の長期化を乗り切るため、世界全体で残る従業員の8%に当たる5000人を新たに削減すると発表した。今週になって石油業界の縮小の動きが加速している。

  同社は先月、2015年10-12月(第4四半期)に約4000人を削減したことを明らかにし、16年1-3月(第1四半期)に追加削減を実施する可能性を示唆していた。最近のレイオフで、同社の削減数は計約2万9000人に達し、従業員数が14年後半のピークから4分の1以上減ったことになる。広報担当のエミリー・ミア氏は25日、電子メールで送付した発表資料で追加削減を確認した。

  14年半ばに原油価格が下落し始めた際、最初に痛みを感じたのは油田サービス会社だった。昨年には顧客が合わせて1000億ドル(約11兆3000億円)を超える支出を削減し、追加削減を表明したことで、同セクターは引き続き最も大きな打撃を受けている。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は今週、米ヒューストンで開かれた「IHS・CERAウイーク」会議で、高コストの生産会社は「コスト削減か現金借り入れ、もしくは事業を清算する」必要があるとコメントした。

  石油業界は原油価格の下落に対応するため、世界全体で25万人を上回る人員を削減しており、このうち最も大きな割合を占めるのは油田サービス会社だ。原油の過剰生産が響き、原油価格はこの1年半で約70%下落している。

原題:Halliburton Cuts Another 5,000 Workers to Cope with Oil Downturn(抜粋)

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