LME亜鉛:反落、需要低迷の長期化懸念で勢い失速-銅も値下がり

25日のロンドン金属取引所(LME)の亜鉛相場は反落。一時は4カ月ぶりの高値を付けたが、この3日間で2回目の下げで引けた。中国の景気減速を背景に商品需要が数年にわたって弱まるとの懸念が重しとなっている。

  中国有色金属工業協会の彭涛アナリストは今週、米アリゾナ州スコッツデールで開催された関連業界の会議で、2016年の中国の亜鉛需要が前年比で少なくとも0.5%減少して623万トンになるとの見通しを示した。彭氏は中国の鉄鋼生産が減少する中で需要は「大きな転換点」にあると述べた。

  亜鉛は資源会社の減産表明を受け今週に入って強気相場入りしたが、一部のトレーダーはこの生産削減が十分だったかどうかについて依然懐疑的だ。

  LME亜鉛相場(3カ月物)は前日比1.4%安の1トン=1730ドルで終了。一時は1795ドルと、昨年10月23日以来の高値に達した。

  LMEではこのほか、アルミニウムと銅、鉛、スズ、ニッケルもそれぞれ下落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物5月限は前日比1.3%安の1ポンド=2.073ドルとなった。

原題:Zinc Rally Fizzles Amid Concerns of Protracted Demand Slowdown(抜粋)

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