バフェット氏書簡は面白い話でいっぱい、ゴキブリや聖書など

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ウォーレン・バフェット氏は聴衆が大好きだ。現在85歳の億万長者は自身を教師だと考え、その英知に機知と魅力をまぶして金融業界の外にまで広めてきた。バークシャー・ハサウェイの会長として何十年も公表してきた株主宛て書簡の今年版は27日に公開されるが、今年も日常的な話題や面白い例え話が含まれていることだろう。

  昨年の書簡では、企業についての悪いニュースはしばしば、それが一つにとどまらないことを示唆しているのをゴキブリに例え、「台所でゴキブリを1匹見つけると、数日内にその親戚に出会うものだ」と書いていた。

  バフェット氏はイソップも好きだ。最近では2011年に使われた。「手の中の1羽の鳥は藪の中の2羽より価値がある」という話をもじり、金利上昇を待つよりも現金を投資する機会を見つける方がいいという考えを、「オープンカーに乗っている1人の美女は電話帳に載っている5人より価値がある」と記した。

  裸で泳ぐ人の話もある。危険な判断が市場のブーム時には隠されているが、やがては露呈することについて、「誰が裸で泳いでいたかは引き潮になって初めて分かる」と記述。2008年に住宅価格下落が金融機関の愚行を白日の下にさらしたことを例えたもので、「今、われわれが目撃している一部大手金融機関の醜い光景と重なる」と書いていた。

  聖書への言及もあり、投資先のシーズキャンディーズについて08年の書簡で「アダムとイブが60億人の人間につながる活動を開始したように、シーズはバークシャーのために複数の新たな現金収入の道を生んでくれた。バークシャーでは聖書にある『生めよ、増えよ』という神の言葉を真剣に受け止めている」と記した。

原題:Bible Heroes Join Naked Swimmers, Roaches in Buffett’s Letters(抜粋)

(第3段落を追加します。更新前のバージョンは最終段落を60億人に訂正済みです.)
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