アトランタ連銀総裁:金利上昇は米銀にリスクもたらす恐れ

アトランタ連銀のロックハート総裁は米国の金利が上昇すると、銀行の利益が損なわれる可能性があるほか、商業用不動産向け融資が引き続きリスク要素になると述べた。

  ロックハート総裁は25日、アトランタで行われたバンキングに関する会議で講演、「バンカーは約10年ぶりに金利上昇局面で操業する可能性に直面している」と述べ、「金利の上昇は純金利マージンやリスクの管理で課題を生み出すだろう」と続けた。

  連邦公開市場委員会(FOMC)は3月15ー16日に会合を開く。今回は政策金利と同時に経済見通しも発表する。

  ロックハート総裁はFOMCが追加利上げの時期を検討する際は「データ次第」であり、「経済・金融環境の動向を見極めていく」と発言。低いエネルギー価格と中国をめぐる懸念は米国経済の見通しを判断する上で「複雑さを増幅している」と語った。

  さらに「商業用不動産市場が過熱し、再び銀行に打撃を与える恐れを引き続き懸念している」と述べた。銀行監督当局機関は昨年12月に声明を発表し、不動産市場に対して「良識的なリスク管理慣行」を求めた。

原題:Fed’s Lockhart Says Rising Rates to Create Risks for U.S. Banks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE