米製造業耐久財受注:1月のコア資本財、2014年6月以来の大幅増加

  • 自動車やコンピューター、金属など広範な分野で伸びが示された
  • 全体の耐久財受注額は昨年3月以来の大幅増

1月の米耐久財受注では航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注が持ち直し、2014年6月以来の大幅な伸びとなった。

  米商務省の25日発表によると、設備投資の先行指標となるコア資本財受注は1月に前月比3.9%増加。前月は3.7%減(速報値4.3%減)に上方修正された。1月の全耐久財受注額は前月比4.9%増と、昨年3月以降で最大の伸び。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では耐久財全体は2.9%増と予想されていた。

  受注増は自動車やコンピューター、機械、金属など広範な分野に及んだ。一方で、商品価格の下落を背景に鉱業や農業、油田掘削業者らの設備投資見通しは不明瞭になっている。

  ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当エコノミスト、ブレット・ライアン氏は「悪化が進んでいないという意味では良いことだ」と指摘。「輸出は引き続きドルの打撃を受けているほか、世界の成長は減速している。企業設備投資は今後数四半期にわたってやや厳しい状況になるだろう」と述べた。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は0.4%減少した。前月は0.9%増に上方修正された。

  変動の激しい輸送機器を除く耐久財受注は1月に前月比1.8%増加した。前月は0.7%減だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Orders for U.S. Capital Goods Climb by Most Since June 2014 (1)(抜粋)

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