アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が大幅安-香港、インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
 
  25日の中国株式相場は下落。上海総合指数が1カ月ぶりの大幅安となった。短期金利の急上昇が流動性の引き締まりを示唆したほか、オフショア人民元が5営業日続落した。

  上海総合指数は前日比6.4%安で引けた。上昇銘柄1に対して下落銘柄が約70の割合だった。工業株とテクノロジー銘柄が下げの中心。翌日物金利が6日以来の大幅上昇となった。CSI300指数は前日比6.1%安で終了。

  中国当局は、景気が減速する中で金融市場の安定を印象づけようとしているが、株安が当局の課題を浮き彫りにしている。ボラティリティ(変動性)も再び高まり、先週末に交代したばかりの中国証券監督管理委員会(証監会)の新たなトップにとっても手腕が問われる局面になった。

  中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は、「誰もが出口に向かって急ぐ中で、株式市場は非常に不安定な状況にある」とコメントした。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比2.4%安で引けた。ハンセン指数は同1.6%安の18888.75と、11日以来の大きな下落率。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  25日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセックスは3日続落となった。デリバティブ(金融派生商品)取引の期日で荒い値動きとなった。

  高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズの下げが目立った。インド最大の銀行、インドステイト銀行は2年ぶり安値を付けた。

  また、この日発表された鉄道予算案への失望から、ティタガル・ワゴンズとカリンディー ・レール・ニルマン・エンジニア-ズが値下がりした。

  センセックスは前日比0.5%安の22976.00で終了。プラブ鉄道相は議会で、新たなプロジェクトを打ち出すよりも、既存プロジェクトの完了に注力する方針を示した。政府は29日に来年度予算案を発表する。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.1%高の4881.18。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%高の1918.57。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1%高の8365.86。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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