英銀ロイズ:株価大幅高、増配で-保険販売めぐる費用も最終と示唆

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25日のロンドン市場で英銀ロイズ・バンキング・グループの株価が大幅上昇した。増配に加え、特別配当を実施するとの発表が買い材料。また、支払保障保険(PPI)の不当販売をめぐる費用計上も2015年の40億ポンド(約6250億円)が最後になると示唆した。

  株価は一時11%高。15年の一部項目を除いたベースの税引き前利益は81億1000万ポンドに増え、ブルームバーグがまとめたアナリスト14人の予想平均に一致した。

  配当は1株当たり2.25ペンスと、前年の0.75ペンスから引き上げる。特別配当0.5ペンスも実施する。

  PPIをめぐる費用はこの5年で約160億ポンドに達し、英銀の中で最大となったが、ロイズによれば、顧客からの請求は減った。同行は当局から提案された18年半ばの請求期限をにらみ、昨年10-12月(第4四半期)に21億ポンドの費用を計上した。

  記者団との電話会議でこれが最後の引き当てになるかとの問いに、ジョージ・カルマー最高財務責任者(CFO)は、引き当ての額は「非常に慎重な想定に基づいている。この想定通りであればPPIに関してはこれで十分だと考えている」と述べた。

  ロンドン時間午前8時9分現在、株価は9.8%高。

  15年通期純利益は9億5600万ポンドと、前年の15億ポンドから減少した。

原題:Lloyds Soars on Dividend Bump as Bank Signals End of PPI Charges(抜粋)

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