ブラジル株:ボベスパ指数が下落-ムーディーズ格下げで財政懸念

  • 鉄鉱石生産のヴァーレと銀行のイタウなどが大きく下げる
  • 通貨レアルは一時の下げ消す-原材料相場上昇で輸出見通しが改善

24日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがブラジルの格付けをジャンク(投資不適格)級に引き下げたことで、ここ1世紀で最悪のリセッション(景気後退)に見舞われる同国の財政再建が難しくなるとの観測が広がった。通貨レアルは商品相場の上昇に伴い、一時の下げを消した。

  ボベスパ指数は2日続落。イタウ・ウニバンコ・ホールディングは0.8%下げ、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは4.4%安。レアルはほぼ変わらず。一時は1.2%下げる場面もあった。原材料相場の値上がりを受けて、資源輸出国であるブラジルの収入見通しが改善した。

  ボベスパ指数は前日比1%安の42084.56。指数を構成する61銘柄中44銘柄が下落した。レアルは1ドル=3.9577レアルと、0.1%未満の上昇。

  国営銀行のブラジル銀行は3.3%安。2016年の配当性向を昨年の40%から25%に引き下げる方針を示した。

  砂糖生産のコザンや、同社が所属する企業グループの物流部門コザン・ロジスチカは資源相場上昇に伴い値上がりした。

原題:Ibovespa Leads Americas Losses on Moody’s Cut as Real Advances(抜粋)

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