アジア・太平洋株式サマリー:H株大幅安、印株も下落-上海総合上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
 
  香港に上場している中国株の指標、ハンセン中国企業株(H株)指数が24日、約2週間ぶりの大幅下落となった。中国の景気減速が深刻化し、人民元の下げが続くとの懸念が根強かった。

  H株指数は前日比1.3%安の8061.71で引けた。エネルギー株と金融銘柄が下げの中心。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)が2.1%安。中海油田服務(2883 HK)や中国平安保険(集団、2318 HK)も売られた。ハンセン指数は前日比1.2%安で終了した。

  中国本土株の指標、上海総合指数は前日比0.9%高で引けた。電力株の上げが目立った。CSI300指数は同0.7%高で終了。

  IGアジアのストラテジスト、バーナード・アー氏(シンガポール在勤)は「海外時間の原油相場急落を受け、中国と香港市場のエネルギー関連株に対する弱気な見方が再燃した可能性がある」と分析。「世界的なリスクオフのムードも地合いの悪化に拍車を掛けた公算が大きい」と説明した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  24日のインド株式相場は続落。来週に政府予算案が発表されるのを控え、ポジションを新規に構築する動きが後退した。アジア株安も嫌気された。

  電力会社NTPCは3日続落。インド政府が同社株を割安価格で放出したことが背景にある。同国最大の発電機メーカー、バーラト重電機は約10年ぶり安値まで売り込まれた。HDFC銀行はこのまま行けば月間ベースとしては4年ぶりの大幅安となる。国内最大のたばこ会社ITCは2013年以来の安値を付けた。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比1.4%安の23088.93で終了。原油価格の下げを背景に低リスク資産の需要が高まり、この日のアジアでは日本やオーストラリアを含めて株安。新興通貨も下げている。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比2.1%安の4875.02。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%安の1912.53。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.6%安の8282.86。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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