儲かったヘッジファンドが今年も採用に意欲-秘密はマルチマネジャー

  • 運用成績上位50社のうち少なくとも6社がマルチマネジャーファンド
  • ミレニアムやシタデル、ビジアムといった勝ち組は増員を計画

イズラエル・イングランダー氏が率いるヘッジファンド運営会社ミレニアム・マネジメント(運用資産額340億ドル=約3兆8000億円)は、投資損失や顧客による資金償還に苦しむファンド業界にあって、流れに逆行する動きを今年計画している。人員を増強しようというのだ。

  ケン・グリフィン氏のシタデルやジェーク・ゴットリーブ氏のビジアム・アセット・マネジメントなど数は少ないが、ミレニアムと同じように複数の運用チームが顧客資金の投資に当たる他のファンド運営会社も増員に動いている。

   これらのファンド会社は業界トップクラスの高い運用成績を昨年残し、数十億ドルの新たな資金を呼び込んでおり、他の多くのファンドが人員を削減する状況でも、新たな人材の採用が可能だ。

  いずれも少数のトレーダーから成る複数のチームを雇用し、それらが互い独立した形で資金運用を行うアプローチを導入しているが、大型ファンド(運用資産額10億ドル超)を対象にブルームバーグがまとめた2015年のグローバル運用成績ランキング上位50社に少なくとも6社が入っている。

原題:These Hedge Funds Made Money Last Year. Now They’re Hiring (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE