「金はスーパーヒーロー」-貴金属価格調査首位のOCBCが予想修正

  • OCBCのガン氏:金価格は1オンス=1400ドルまで上昇する可能性
  • 年末までは1000-1150ドルのレンジで推移する見通し

リスク回避の動きが強まれば、金相場は1オンス当たり最高1400ドルまで上昇する可能性があるとの見方を、貴金属価格予想調査で首位のシンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)のエコノミスト、バーナバス・ガン氏が示した。同氏は今年の相場見通しを引き上げる際、金を「スーパーヒーロー」と呼んだ。

  ガン氏はブルームバーグへの電子メールで金相場について、1-3月(第1四半期)および恐らく4-6月(第2四半期)にかけては1200ドルを上回る水準を維持すると予想。従来は年末までに950ドルに下落するとの見通しを示していたが、今月19日のリポートで予想を修正し、年末までに1000-1150ドルのレンジになるとみている。

  ガン氏は電子メールで送付した質問への回答で、見通し修正について「株価が低迷しリスク回避の動きが広がる中、金はほとんど安全資産としての動きを示している」と指摘。「世界の経済成長に対する逆風が強まる中、リスク回避姿勢が広がれば、金相場は1400ドルまで上昇する可能性が高い」との見方を示した。

  ガン氏はリポートで「年初から世界の株価は低迷し原油がかなりの安値を付け、リスク回避の動きが強まる中で、1人のヒーローが力強く立ち上がり逃避先を提供している」と指摘。見出しの一つで「金はスーパーヒーロー」と表現した。OCBCはブルームバーグの貴金属価格予想調査で昨年10-12月(第4四半期)の首位だった。
  
原題:How ‘Gold the Superhero’ Prompted Top Forecaster to Rethink (2)(抜粋)

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