米JPモルガン:TLAC適格債務は約14兆円保有

米銀最大手JPモルガン・チェースは、公的資金による大手金融機関救済の回避を目指した新規制で適格と認められそうな債務は1250億ドル(約14兆円)に上ることを明らかにした。

  JPモルガンは23日の投資家向けプレゼンテーションで、これらの適格債務が資本や貸倒引当金とともに総損失吸収能力(TLAC)に参入されると説明。同行のTLACは合計3500億ドルに達するという。TLAC規制は銀行に対し、資本の大部分が損なわれる事態に備えて株式に転換可能な長期債務の保有を義務付け、公的支援なしで事業を継続できるようにするのが狙い。

  米連邦準備制度理事会(FRB)がTLAC規制案を公表して間もなくの昨年12月、JPモルガンはこの債務要件が同行にとって厳しい制約にならないと指摘していた。23日の説明によると、同行のTLACはFRBが2015年のストレステスト(健全性審査)で想定した「深刻な逆境」シナリオで銀行業界全体が被る税引き前損失の150%強に相当する。

原題:JPMorgan Says It Has $125 Billion of Debt Eligible for TLAC (1)(抜粋)

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