アジア拠点ヘッジファンドが運用成績上位-パニック気味市場を好機に

中国市場の混乱は世界中の投資家を動揺させてきたが、上海に拠点を置くヘッジファンド運用会社グリーンウッズ・アセット・マネジメント(景林資産管理)創業者の蒋錦志氏は、そのボラティリティ(変動性)の高まりに収益獲得の機会のにおいを嗅ぎ取った。

  中国株式相場が10年ぶりの大きさで変動した2015年、蒋氏の「ゴールデン・チャイナ・ファンド」は約22%のプラスリターンを確保。ブルームバーグがまとめた昨年の世界のヘッジファンド運用成績ランキング(運用資産10億ドル=約1120億円以上)トップ50の上位に入った。同ファンド以外にもアジア拠点のファンドが3本、10位以内に入っている。

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  アジアでは08年の金融危機後にヘッジファンド運用会社が数多く設立された。アジアを拠点とするファンドの力強いパフォーマンスは、域内ヘッジファンド業界の成熟を示す。

George Jiang.

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  蒋氏は「われわれは相場下落時には市場を注意して見てきたが、決してパニックには陥らなかった。株式相場は時々、上下にオーバーシュートする傾向があるが、それが起きた場合は市場の失敗を活用したいと考えている」と話した。
  
原題:Asia Hedge Funds Top Rankings as Jiang Pounces in Panicky Market(抜粋)

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