【個別銘柄】格下げの横河電安い、仮想通貨関連が上昇、はてなIPO

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24日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  横河電機(6841):前日比6.5%安の1062円。クレディ・スイス証券は23日付で投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を1700円から1000円に引き下げた。円高進行や採算低下などから2017年3月期の連結営業利益は減益転落が懸念されると指摘。同期営業利益を410億円から今期同証予想比17%減の340億円に下方修正した。

  仮想通貨関連銘柄:金融庁が国内で初めて導入する仮想通貨の法規制案で、貨幣の機能を持つと認定することで決済手段などに使えると位置付けることが分かった、と24日付の日本経済新聞朝刊が報道。消費者信認度の向上を見込む買いが入った。運営するポイント蓄積・交換サイトでビットコインが交換対象となっているGMOメディア(6180)が500円(21%)高の2860円でストップ高、ビットコインサービス提供する企業と資本業務提携しているセレス(3696)が300円(28%)高の1388円でストップ高。

  富士石油(5017):9.7%高の306円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は23日付で投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価を390円から490円に引き上げた。原油安と円高で自家消費燃料コストが減少するとみて、17年3月期の在庫影響を除く調整後営業利益予想を97億円から123億円に引き上げた。

  双葉電子工業(6986):9.9%安の1387円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は23日付で16年3月期の連結営業利益予想を16億円から15億円に下方修正した。会社計画は17億円。蛍光表示管(VFD) 需要の減速などを織り込んだ。

  有機EL部材関連:ブイ・テクノロジー(7717)が7.5%高の3895円、保土谷化学工業(4112)が1.2%高の170円。米アップルがスマートフォンの「iPhone(アイフォーン)」に有機ELパネルを採用するとの方針を受け、日本の素材メーカーなどの有機EL部材市場に相次いで参入すると24日付の日本経済新聞が報道した。SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは、日経報道を受け関連銘柄を探す動きが強まった、三菱ケミカルホールディングスや住友化学などの大型株よりVテクノなどの中小型株に個人投資家の投機的な資金が入っているようだ、とみていた。

  オカモト(5122):3.1%安の910円。チャイナ-・デーリー紙が24日に報じたところ、中国広州市越秀の裁判所はオカモトのコンドーム製品が世界一薄いという広告を取りやめるよう命じた。中国メーカーが自社製コンドームの方が薄いとの証拠を提出し、オカモトに勝訴した。

  黒田電気(7517):5.4%安の1513円。いちよし経済研究所は、23日付でフェアバリュー(妥当株価)を2100円から1600円に下げた。スマートフォン市場の成熟化など事業環境は曲がり角で、過去最高益を続けてきた業績も踊り場を迎えると分析。北米向け液晶テレビ用パネルやスマホ関連の回復は見込みにくく、17年3月期の連結営業利益予想を110億円から今期予想と同じ80億円、18年3月期は113億円から85億円に下方修正した。投資判断「中立」は継続。

  ニトリホールディングス(9843):3%高の8530円。2月度の既存店売上高は前年同月比9.2%増だったと23日に発表した。カーテンやクッションのほか、羽毛布団などの寝具が売り上げをけん引、自社開発のソファ「Nポケット」も堅調だった。ドイツ証券では、既存店販売は2月も好調だったとし、16年2月期営業利益は前期比11%増の734億円と会社計画710億円を超過すると予想した。

  ホシザキ電機(6465):2.1%高の8690円。東海東京調査センターは23日付で投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。新しい目標株価は9800円。

  MORESCO(5018):4.5%安の1389円。16年2月期の連結経常利益予想を26億円から前期比11%減の24億5000万円に下方修正する、と23日に発表。原油安による製品単価下げや円高に伴う為替差損が拡大することが響く。

  井関農機(6310):4.9%高の193円。岩井コスモ証券は23日付で投資判断「アウトパフォーム」、目標株価250円で調査を開始した。国内では米価の改善などが農業機械の購買意欲を刺激、米国や欧州では庭仕事向けの小型トラクタが堅調で、収益は改善局面に入ったと分析している。

  青木あすなろ建設(1865):2.7%高の676円。16年3月期の期末配当予想を15円から18円に引き上げる、と23日に発表。前期実績(15円)から3円増配となる。

  メック(4971):4.1%高の866円。発行済み株式総数の1.02%、金額で2億円を上限に自己株を取得する、と23日に発表。期間は25日から3月18日まで。

  クオール(3034):2.5%高の1456円。期末配当予想を10円から14円に引き上げる、と23日に発表。年間配当は24円と前期実績(20円)から4円増配となる。

  上新電機(8173):2%高の863円。発行済み株式総数の1.9%、金額にして8億5000万円を上限に24日から自己株を取得する。

  TDCソフトウエアエンジニアリング(4687):300円(29%)高の1352円とストップ高。16年3月期の期末配当計画を28円から40円に引き上げる、と23日に発表。また、3月末の株主を対象に1株を2株に分割する。

  はてな(3930):オンライン上にお気に入りサイトを保存・公開できるソーシャルブックマークの運営などを手掛ける同社が24日、マザーズ市場に新規上場した。公開価格の800円に対し朝方から買い気配値を切り上げ、2.3倍の1840円買い気配のまま終了し、取り引きは成立しなかった。16年7月期単体営業利益は前期比8.6%増の1億8700万円を見込む。

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