シンガポール:10-12月GDPは6.2%増-速報値から上方修正

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  • 製造業が落ち込む一方、サービスと建設部門は伸びた
  • 政府は2016年の成長率予想1-3%を引き続き堅持

シンガポールの昨年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)は速報値から上方修正された。製造業部門と輸出は落ち込んだものの、サービス部門が伸びた。

  シンガポール通産省が24日発表した10-12月期のGDP改定値は前期比年率6.2%増。7-9月(第3四半期)は2.3%増に改定された。1月発表の速報値は5.7%増。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト11人を対象にまとめた予想中央値では4.5%増が見込まれていた。

  部門別では製造業が前期比4.9%減少。建設業は6%増、サービス業は7.7%増加した。最大輸出先の1つである中国の成長鈍化で国産品の需要が損なわれる中、サービス業がシンガポール経済を下支えしている。

  10-12月期のGDP改定値は前年同期比では1.8%増と、予想中央値と一致した。速報値は2%増。2015年の成長率は2%と、ブルームバーグの集計データで6年ぶりの低水準となった。

  政府は今年の成長率が1-3%になるとの見通しをあらためて示した。通産省は声明で「原油相場急落と世界的な金融市場のボラティリティに伴い、年初以来、世界経済の見通しは軟化している」と指摘。「新興国市場の状況は依然として厳しいものの、先進国経済の力強い伸びが今年の成長を支援すると見込まれる」と分析した。

原題:Singapore GDP Grew More Than Earlier Estimated Last Quarter (1)(抜粋)

(3段落以降を追加して更新します.)
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