グーグルやフェイスブック、ブラジル・欧州間の海底ケーブルに関心

  • ブラジル通信相が発言、ケーブル敷設は米電子スパイ回避目的
  • テレブラスの合弁が2億5000万ドルで敷設、商用化で資金回収図る

米グーグルやフェイスブックなどの企業はブラジルと欧州を直接結ぶ海底ケーブルの利用に関心を示している、と同国のフィゲイレド通信相が明らかにした。この海底ケーブルは米国による電子スパイの回避を目指す一環として、ブラジルが建設費2億5000万ドル(約280億円)で敷設を計画している。

  フィゲイレド通信相は23日、スペインのバルセロナで開催中の携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス」でインタビューに応じ、海底ケーブルは2017年後半に稼働予定で「資金は回線の商用化により賄えるはずだ」と発言。国有通信事業者テレブラスは「すでに海底ケーブルを欧州連合(EU)やグーグルやフェイスブックなどの企業に売り込んでおり、企業が関心を見せている」と語った。

  海底ケーブルは総延長5900キロに及び、ブラジルと旧宗主国ポルトガルを結ぶ。敷設はテレブラスとスペインのイスラリンク・サブマリン・ケーブルズの合弁事業が行う。フィゲイレド通信相は今週、定期協議の一環としてイスラリンク側と会談する見通しだ。

  グーグルはこの海底ケーブル計画についてコメントを避けた。フェイスブックの担当者からもこれまでのところコメントは得られていない。

原題:Google, Facebook Considering Brazil’s Spy-Proof Link to Europe(抜粋)

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