LME亜鉛:反落、中国の民間指標振るわず-スズは強気相場入り

23日のロンドン金属取引所(LME)の亜鉛相場は反落。世界最大の消費国である中国の景気減速がまだ底打ちしていない可能性が民間指標で示された。亜鉛は前日には強気相場入りしていた。

  華夏新供給経済学研究院が発表した民新購買担当者指数(PMI)は製造業、非製造業共に過去最低となった。マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)の企業景況感指数も前月から低下した。中国人民元は23日、対ドルで下落。中国人民銀行(中央銀行)が元の中心レートを6週間ぶりの大きさで引き下げた。中国株も下げた。
  
  LME亜鉛相場(3カ月物)は前日比2.5%安の1トン=1737ドルで終了。LMEではニッケルとアルミニウム、鉛も下落。銅もロンドンとニューヨーク両市場で値下がりした。上海先物取引所の銅在庫が過去最高となり、LME在庫を上回った。

  一方でスズが上昇して強気相場入り。インドネシアの精錬業者が国内事業を停止したことを受け、同国からの供給が減少することが材料となった。

  LMEスズ相場(3カ月物)は前日比1.9%高の1トン=1万6025ドル。1月15日の終値ベースの安値から20%上昇して強気相場入りした。

原題:Zinc Declines With Metals While Tin Enters to Bull Market(抜粋)

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