MUFG、米住宅ローン証券の取引チームを編成-海外業務を拡大

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が米国の住宅ローン担保証券のトレーディングチーム編成に動いている。日本国内の融資環境が厳しい状況で、海外業務を拡大する。

  事情に詳しい関係者1人によると、デーブ・キャノン氏がそのために採用された。三菱UFJ証券ホールディングスの広報担当、小西博晃氏は、キャノン氏を昨年末に採用し、米国のモーゲージ証券のトレーディングを今月開始したことを確認したが、それ以上のコメントは控えた。

  キャノン氏は、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)傘下のRBSセキュリティーズで資産担保証券(ABS)および住宅ローン担保証券トレーディングの共同責任者を昨年初めまで務めていたが、RBSによる関連業務縮小に伴い退職した。

  MUFGはライバルの多くが撤退し、米連邦準備制度が全体の3分の1近くを保有する米政府支援機関(GSE)債(エージェンシー債)を中心に米国のモーゲージ債トレーディングを行う方針という。MUFGの2015年10-12月(第3四半期)の連結純利益は、日本の低金利の下で融資業務などの資金利益が減少したことが響き、前年同期比27%減となった。

原題:Japan’s Biggest Bank Builds U.S. MBS Unit as Rates Fall at Home(抜粋)

(最終段落のMUFG10-12月連結利益などを追加して更新します.)
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