ドイツ銀の債券買い戻し、保有者は総じて応じず-資本めぐる懸念後退

ドイツ銀行の債券保有者は総じて、ユーロ建て債の買い戻し提案に応じなかった。同行の資本力をめぐる懸念が後退したことがうかがわれる。

  ドイツ銀の23日の発表によると、同行はユーロ建ての優先債12億7000万ユーロ(約1570億円)相当を買い戻すことになった。公開買い付けの目標額は30億ユーロ。変動利付債の買い付け価格は額面1ユーロにつき最大0.026ユーロ引き上げられたという。

  ドイツ銀は12日に、最大で計54億ドル(約6050億円)相当の債券買い戻しを提案した。同行の財務をめぐる懸念から株価と債券価格が急落したことに対応したものだが、ユーロ建て債で保有者が応じたのは全体の20%前後にとどまった。同行は投資家からの信頼回復を反映したものだとの認識を示した。

  買い戻しによる利益4000万ユーロを1-3月(第1四半期)に計上する見通しも示した。ドイツ銀は発表文で「買い戻しへの参加率が比較的低かったことは市場センチメントの改善と、ドイツ銀へのエクスポージャー維持を投資家が望んでいることを示した」とコメントした。

原題:Deutsche Bank Bondholders Shun Buyback Offer as Concerns Ebb (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE