2月の独Ifo景況感、3カ月連続で低下-世界減速の懸念強まる

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  • 景況感指数は105.7、1月は107.3
  • 現況指数が改善した一方、期待指数は悪化

ドイツのIfo経済研究所がまとめた2月の独企業景況感指数は3カ月連続で低下した。世界的な景気減速が金融市場を混乱させる中で、同国企業が懸念を強めている状況が示された。

  Ifo経済研が23日発表した2月の独企業景況感指数は105.7と、1月の107.3を下回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値では106.8への低下が見込まれていた。

  中国経済減速が世界貿易への重しとなり、ドイツの輸出企業に打撃を与えている。この日発表された昨年10ー12月(第4四半期)の独国内総生産(GDP)統計では、純貿易が成長抑制要因だったことが示された。これがいずれは、過去最低の失業率と賃金上昇に支えられている国内経済に影響を及ぼしていくのではないかと懸念される。

  HSBCトリンカウス&ブルクハルトのエコノミスト、ロター・ヘスラー氏(デュッセルドルフ在勤)は景況感指数の発表前に、「世界経済の見通しは引き続きはっきりしない」とし、「大きな不透明感がある」と語った。

  2月の現況指数は112.9と、前月の112.5から改善。期待指数は98.8で、1月の102.3(改定値)から低下した。

原題:German Business Sentiment Falls as Turmoil and China Sow Concern(抜粋)

(第3-4段落にコメントと背景を追加して更新します.)
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