アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が下落-香港、インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】
 
  23日の中国株式相場は下落。上海総合指数が3週間ぶりの大幅安となった。金融株と工業銘柄が下げの中心。中国人民銀行(中央銀行)がこの日の人民元の中心レートを6週間ぶりの大きさで引き下げたほか、2月の民間指標が景気減速の深刻化を示唆した。

  上海総合指数は前日比0.8%安の2903.33で引けた。中信証券(600030 CH)と中国人寿保険(601628 CH)がいずれも安く、金融株で下げが目立った。中国交通建設(601800 CH)は2.3%下落。CSI300指数は前日比1%安で終了した。

  華夏新供給経済学研究院によれば、2月の民新製造業購買担当者指数(PMI)は37.5と、1月の41.8から低下。非製造業PMIも37.5で、前月の43から悪化した。

  京華山一国際の調査責任者キャスター・パン氏(香港在勤)は、上海総合指数の「3000の水準が心理的に大きな壁で、投資家は慎重だ。同指数がこの水準を上回れば持ち高を減らそうとするかもしれない」とコメントした。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.6%安で引けた。ハンセン指数は同0.3%安で終了。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  23日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックスは5営業日ぶりに下げた。デリバティブ(金融派生商品)取引の期日を25日に控えるほか、来週には政府予算案の発表もあり、ポジションを新規に構築する動きが後退した。

  インドステイト銀行とICICI銀行の下げが目立った。世界最大の石炭会社コール・インディアは1カ月ぶり安値。電力会社NTPCは続落した。インド政府が同社株を割安価格で放出したことが背景にある。インド最大のたばこ会社ITCは約3年ぶり安値まで売り込まれた。

  センセックスは前日比1.6%安の23410.18で終了。30銘柄中28銘柄が下げた。前日までの4営業日では2.6%上げていた。インド市場でのデリバティブ取引の期日は毎月最終木曜日。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.4%安の4979.59。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%安の1914.22。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.1%高の8334.64。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)