香港の東亜銀行:李会長兼CEOが株式買い入れ-追加購入も検討

  • 李会長が22日に東亜銀株100万株を購入
  • ヘッジファンドのエリオットは東亜銀に身売り検討を提案

香港の銀行、東亜銀行の李国宝会長兼最高経営責任者(CEO)は、同行株式を22日に100万株買い入れ、買い増しも考慮していると述べた。資産家ポール・シンガー氏率いるヘッジファンド、エリオット・マネジメントは同行の株主。エリオットは東亜銀に対し、身売りを検討するよう求め、同行の株式は空売りを浴びている。

  李氏は同日夜の電話インタビューで、東亜銀株を「多くの人々が空売りしている」と説明した上で、「私と弟はこの株価水準で取引されるべきではないと考えている」と語った。

Photogrpaher: Xaume Olleros/Bloomberg *** Local Caption *** David Li

  22日の香港株式市場で東亜銀の株価は前週末比9.2%高の25.55香港ドルで引け、2009年11月以来の大幅上昇となった。同行株はここ1年間で約20%下げ、株価純資産倍率(PBR)が0.82倍となっている。5年平均は1.2倍。

  香港証券取引所への19日の届け出によれば、李氏は東亜銀株を先週11万株買い入れ、持ち株数が8674万株となった。李氏の弟で東亜銀の副会長を務める李国章氏は先週6万株を買い入れたことを22日の届け出が示している。

  東亜銀は今月、エリオットが提案した身売りの検討を拒否。同行が発表した15年の純利益は17%減少と、予想より悪かった。

  李国宝氏によれば、株式購入はエリオットの身売り提案に対する防衛を意味するものではない。「われわれは十分な株式を保有しており、防衛の必要はない。きょう100万株を買い入れた。追加購入も検討する。株価がさらに下がれば、私は確実に追加購入する」と語った。

原題:Bank of East Asia Chief Increases Stake, Blames Short Sellers(抜粋)

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