豪カンタス航空:7-12月は過去最高益-経費削減や燃料安が寄与

  • 最大5億豪ドル相当の自社株買いを発表
  • 通期も過去最高益となると見込まれている

オーストラリア最大の航空会社、カンタス航空の2015年7ー12月(上期)の利益は過去最高に増加し、同社はここ1年足らずで2回目の資本還元策を発表した。アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)の経費削減プログラムと燃料価格の下落が寄与した。

  同社の23日の発表によると、一部項目を除く調整後の税引き前利益は9億2100万豪ドル(約750億円)と、前年同期の3億6700万豪ドルの2倍超。ブルームバーグが集計したアナリストの予想平均は9億870万豪ドルだった。

  ジョイスCEOが策定した20億豪ドルの経費削減計画が奏功する中、カンタス航空は最大5億豪ドル相当の自社株買いを発表。資本還元の規模はここ1年未満で10億豪ドル余りとなった。燃料価格安や豪ドル安も追い風となり、通期でも過去最高益となると見込まれている。

  上期の純利益は6億8800万豪ドルと、前年同期の2億300万豪ドルから増加。売上高は5%増の85億豪ドル。

  カンタスは2009年以降、通常配当を支払っていない。利益が伸びる中、投資家は通常配当の再開を期待している。

原題:Qantas Posts Record Profit on Joyce’s Cuts and Cheaper Fuel (2)(抜粋)

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