世界の債券発行、回復続く-ゴールドマンやシスコなど計2.1兆円起債

米シスコシステムズゴールドマン・サックス・グループをはじめとする優良企業が22日、約190億ドル(約2兆1400億円)相当の起債を実施した。世界の債券発行は6年ぶりの低調なスタートを切った後、回復が続いている。

  原油先物相場が約2週間ぶりの高値に値上がりし、世界的に株価が上昇する中で、国債に対する社債の上乗せ利回り(スプレッド)は4営業日連続で縮小した。

  eベイやユナイテッドヘルス・グループを含む投資適格級企業9社による22日の起債額は約187億5000万ドルとなった。ブルームバーグ集計のデータによれば、これは週初としては16社が188億ドル相当の起債を行った2015年5月18日以来の水準となる。

  米リーダー・キャピタルの資金運用担当者ベン・エモンス氏は「原油価格や株価が上昇すると、新たな起債が行われる。比較的格付けの高いエネルギー関連企業の一部さえ市場に復帰しようとするかもしれない。多くの資金が様子見の状況にあるため、人々は投資したがっている」と指摘した。

  22日の起債に伴い年初来の起債額は前年を上回る可能性がある。先週はアップルや米ゼネラル・モーターズ(GM)、フィリップ・モリス・インターナショナルなどが計365億ドルの起債に動いた。

原題:Goldman, Cisco Sell Debt as Market Rallies From Winter Slump (1)(抜粋)

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