政府系ファンド、45.8兆円を今年株式から引き揚げも-SWFI

原油相場が1バレル当たり30-40ドルのレンジにとどまれば、世界の政府系ファンドが今年、4043億ドル(約45兆8000億円)を株式市場から引き揚げる可能性があると、ソブリン・ウェルス・ファンド・インスティチュート(SWFI)が指摘した。

  SWFIが22日電子メールで配布したリポートによれば、原油安で各国の財政が圧迫される中、政府系ファンドは2015年に、上場株式を約2134億ドル相当売却した。

  リポートは「2年前に亀裂が現れ始めた。商品価格をめぐるシナリオの反転がソブリン機関投資家の行動を2004年に始まった全盛期のものから転換させた」と解説した。

  原油価格が過去1年で半分以下になる中、ノルウェーやカタール、サウジアラビアの政府は歳入を補う措置を迫られている。

原題:Sovereign Wealth Funds Seen Selling $404 Billion of Equities(抜粋)

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