ユーロ圏:2月の経済活動鈍化、世界的な減速で-マークイット

ユーロ圏の経済活動は2月に、拡大ペースが 鈍化した。世界的な景気減速が域内経済に影響を及ぼしている状況が示 された。

英マークイット・エコノミクスが22日発表したユーロ圏の製造業と サービス業を合わせた2月の総合購買担当者指数(PMI)速報値 は52.7で、1月の53.6から低下し、約1年ぶりの低水準となった。 PMIは50を上回れば活動拡大を意味する。外需減少でドイツ製造業が 影響を受けたほか、フランスの総合PMIは活動の停滞を示唆した。

今月のPMIで明らかとなった経済活動の弱まりと企業による一段 の値下げは、ユーロ圏経済の健全性をめぐる懸念を高めるものだ。欧州 中央銀行(ECB)には、来月の定例政策委員会で刺激策拡大を迫る圧 力を高めるかもしれない。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「成長ペースが1年ぶりの弱さとなっただけでなく、デフレの勢いが強 まったことを調査は示した」とし、今回のデータは「ECBが一段と積 極的な刺激策を講じる確率をかなり高めるものだ」と指摘した。

PMIに基づくと、1-3月(第1四半期)のユーロ圏経済成長率 は昨年10-12月(第4四半期)の0.3%を下回りそうだ。

2月のドイツ製造業PMIは50.2と、活動拡大・縮小の分かれ目で ある50をわずかに上回る水準だった。

発表によれば、2月のユーロ圏製造業PMIは51.0と、前月の52.3 から低下。サービス業PMIは53.0で、これも前月の53.6を下回った。

原題:Europe’s Weak Economy Feels the Strains of the Global Slowdown(抜粋) Eurozone February Flash Services PMI: Summary(抜粋) Eurozone February Flash Manufacturing PMI: Summary(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Mark Evans.

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