大手投資銀の商品事業収入、昨年はここ約10年で最低-価格下落で

  • 収入はピークだった2008年と比較して約70%減少:コーリション調査
  • 金属や天然ガス価格などのパフォーマンスの影響受ける

大手投資銀行の商品事業収入が昨年、ここ約10年で最低の水準に落ち込んだ。金属や天然ガスなどの商品の価格が軒並み下落したことが要因。

  調査会社コーリションによれば、米ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなど大手投資銀行12行の商品事業収入は計18%減少し46億ドル(約5200億円)と、11年前にデータ集計が開始されて以降で最低となり、ピークだった2008年と比較して約70%落ち込んだ。

  コーリションの調査責任者ジョージ・クズネツォフ氏は、商品市場がピークに達していた当時の141億ドルに戻る可能性は低いとみている。

  クズネツォフ氏は電話インタビューで、「競争環境がかなり異なる。金融機関への規制は大幅に強化されている。現物商品市場への銀行の関与は大幅に低下し、各行は08-09年当時ほど大きなリスクを取らない」と指摘した。

原題:Biggest Banks’ Commodity Revenue Slid to Lowest in Over a Decade(抜粋)

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