米ボーイング、イラン航空会社と協議開始へ-受注はエアバスがリード

  • イランの航空会社との間で航空機のニーズについて協議を開始できる
  • ジェット旅客機の販売手続きで別のライセンスも必要

米航空機メーカー、ボーイングはようやくイランでビジネスが行えるようになった。

  ボーイングの19日の発表によると、米政府は同社がイランの航空会社との間で航空機のニーズについて協議を開始することを承認した。イランの航空機市場にボーイングが参入する第一歩となる。ただ、商業用ジェット旅客機の販売手続きを完了するためには別のライセンスが必要になる。

  先月の経済制裁解除と同時に270億ドル(約3兆500億円)規模の受注が明らかになった欧州のエアバス・グループが、イランとの商談をリードしている。欧州の航空機メーカーが受注の可能性について昨年から調査を開始したのに対し、ボーイングはイラン・エア・ツアーズに販売した航空機保守管理マニュアルなど安全に関係する製品以外に対象を広げることが認められていなかった。

  ボーイングは電子メールで19日に配布した発表資料で、「中東地域の情勢は複雑で絶えず変化していると承知しており、米政府のガイダンスに引き続き従う」と説明した。

  同社の19日の株価終値は2.1%安の115.16ドル。年初来では20%下落しており、ダウ工業株30種平均の構成銘柄で下から2番目のパフォーマンスとなっている。

原題:Boeing Cleared for Iran Talks After $27 Billion Airbus Haul (3)(抜粋)

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