トランプ氏に対抗できるのは自分だけだ-ルビオ、クルーズ両氏が訴え

2016年米大統領選で共和党候補指名の獲得を目指すドナルド・トランプ氏が20日のサウスカロライナ州予備選で勝利を収めたことを受け、ルビオ上院議員とクルーズ上院議員は自分こそがトランプ氏に対抗できる唯一の候補者だと訴えている。

  同予備選で2位となったルビオ氏と同3位のクルーズ氏は、リアリティー番組元ホストで資産家のトランプ氏を共和党員の約70%が支持していない点に言及。一時は最有力候補だったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が選挙戦から撤退した今、こうした層を取り込めるのは自分だとそれぞれ主張した。

  ルビオ氏はテレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で、大統領選の候補者が絞り込まれていくのに伴い「この70%の層をまとめることはますます容易になると思う」と述べ、「事実上3人が全米規模の選挙戦を展開していると思う」と指摘。上院外交委員会に所属するルビオ氏は航空機内で記者団に対し、米大統領は就任初日から国際問題を把握する必要があると述べ、トランプ氏には無理があるとの見方も示唆した。

  一方、2月1日のアイオワ州共和党党員集会で勝利したクルーズ氏はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、「われわれの陣営に支持が集まっているのはトランプ氏に勝利したことがあり、トランプ氏に勝てる可能性がある唯一の陣営だからだ」と指摘。ABCの番組では、「トランプ氏が全ての時間とエネルギー、資金を費やして私を攻撃してくるのは、自身にとって本当の脅威は私だけだと受け止めている表れだ」と語った。

  2月23日にネバダ州で行われる共和党党員集会では現時点で計6人の候補が争う予定。

原題:Rubio, Cruz Tout Themselves as Best Challenger to Trump After South Carolina(抜粋)

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