きょうの国内市況(2月22日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、政策期待や割安感で切り返す-食料品など内需、空運高い

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  東京株式相場は反発。今週末の20カ国・地域(G20)会合を前にした政策期待、投資指標面からみた割安感が下支えし、朝方下落の後に切り返した。食料品や陸運、水産・農林、医薬品、サービス株といった内需セクターが買われ、原油安恩恵業種の空運株も高い。

  TOPIXの終値は前週末比8.18ポイント(0.6%)高の1300.00、日経平均株価は143円88銭(0.9%)高の1万6111円5銭。

  みずほ投信投資顧問の青木隆シニアファンドマネジャーは、「1ドル=111円までで来期減益の可能性をいったん織り込んで売りが一巡し、一方的に資金が逃げる局面ではなくなった」と指摘。現在は自律反発狙いの買いと戻り売りとが交錯する中での日柄調整局面にあり、「業績がディフェンシブで安定配当の銘柄など個別を選別する動きになっている」と話した。

  東証1部の業種別33指数は空運、水産・農林、食品、陸運、その他製品、ゴム製品、サービス、医薬品、保険、その他金融など27業種が上昇。鉱業、鉄鋼、銀行、電気・ガス、石油・石炭製品、パルプ・紙の6業種は下落。

  売買代金上位ではファナックやJT、日本航空、ブリヂストン、小野薬品工業、JR東日本、任天堂、花王、ペプチドリーム、トレンドマイクロが高く、三井住友フィナンシャルグループ、セブン&アイ・ホールディングス、国際石油開発帝石、JFEホールディングス、ゆうちょ銀行は安い。東証1部の売買高は20億3748万株、売買代金は2兆581億円、代金は前週末から約1割減った。上昇銘柄数は1256、下落は588。

●債券上昇、需給良好で超長期中心に買い優勢-長期金利は再びマイナス

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  債券相場は上昇。需給の良さを背景に超長期ゾーンを中心に買いが入り、新発20年債利回りが過去最低を更新したほか、新発30年債利回りは約3週間ぶりに1%を割り込んだ。

  現物債市場で、新発20年物の155回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値と横ばいの0.71%で開始。その後は3.5ベーシスポイント(bp)低い0.675%まで下げ、過去最低を更新した。新発30年物の49回債利回りは一時3.5bp低い0.985%と、1日以来の0.9%台に低下し、0.99%で推移。長期金利の指標となる新発10年物国債の341回債利回りは横ばいの0.005%で開始後、1.5bp低いマイナス0.01%まで下げ、その後はマイナス0.005%で推移している。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、マイナス金利導入後の相場が落ち着き、仕切り直しの中で買いが入っていると説明。明日の40年債入札については、「発行量も少なく、前回入札から4カ月空いているので、業者を中心に相応の需要が見込まれる」と言い、好需給が確認されれば、よりフラットニングの可能性があるとみる。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は、前週末比横ばいの151円49銭で開始。その後は徐々に水準を切り上げた。午後は一段高となり、20銭高の151円69銭まで上昇。結局は12銭高の151円61銭で取引を終えた。

●円が反落、株高や原油反発で対ドル一時113円台-ポンドは下落

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  東京外国為替市場では円が反落。日本や中国の株価上昇や原油相場の反発を背景にリスク回避ムードが和らぎ、円を売る動きが優勢となった。

  午後4時6分現在のドル・円相場は1ドル=112円75銭前後。朝方の112円台半ばから一時は113円05銭までドル買い・円売りが進んだ。もっとも、113円台の滞空時間は短く、午後にかけては112円台後半で一進一退の展開となった。

  外為どっとコム総合研究所の石川久美子研究員は、ドル・円はかなり下げたので、株が戻せば戻りもあるが、英国の欧州連合(EU)離脱問題や原油安など材料的にはあまりにもリスク要因が多く、「上昇基調に転じるというのは見えない」と指摘。今月11日の111円割れの後の戻りで「115円に到達できなかったというのは大きい」とも言い、「基調的には依然戻り売りと思う」と語った。

  ブルームバーグのデータによると、円は主要16通貨中、ポンドを除く15通貨に対して前週末終値比で下落。ユーロ・円相場は早朝に1ユーロ=125円02銭と先週末に付けた2013年6月以来の円高水準に並んだ後、125円56銭までユーロ買い・円売りが進み、その後もみ合いとなった。同時刻現在は125円36銭前後。一方、ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.11ドル台前半でもみ合う展開が続いた。
  

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