米ヤフー:アドバイザー起用、委員会設置-戦略的選択肢の模索で

  • ゴールドマンとJPモルガン、PJTが金融面で助言
  • 独立取締役の委員会、提示された案件について助言へ

米ヤフーは戦略的選択肢を模索するため、金融アドバイザーを起用するとともに独立取締役で構成する委員会を設置した。投資家からの圧力が強まる中、会社改革や企業取引の検討に向けて措置を講じた。

  19日の発表によると、ゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェース、PJTパートナーズが金融面の助言を提供する。ヤフーはまた、クラバス・スウェイン・アンド・ムーアを法務顧問に指名した。戦略見直し委員会は今後、候補企業に接触し提示された案件に関して助言を与えるプロセスを確立するという。

  増収に苦戦するヤフーのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)に対し、物言う株主らは厳しい目を向けている。同社は昨年、保有するアリババ・グループ・ホールディング株を本体から切り離すスピンオフ計画を撤回し、代わってアリババ株を除く資産や債務を新たな上場会社に移管する逆スピンオフを模索すると明らかにした。メイヤーCEOは中核資産の売却を検討することも示唆している。通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが資産取得の検討に前向きな姿勢を表明したほか、プライベートエクイティ(PE、未公開株投資)会社のTPGやベイン・キャピタル・パートナーズもヤフーへの買収提案を検討中だと関係者は話している。

  メイヤーCEOは発表文で、「アリババ持ち分をヤフーの事業から分離することは当社株主への価値を最大化するために不可欠だ」と言明。「逆スピンオフに加えて、当社事業を強化しつつ、この分離の達成を可能にする戦略的選択肢はある」と続けた。

原題:Yahoo Hires Advisers, Forms Committee to Explore Options (1) (抜粋)

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