欧州の銀行にECBが救いの手、資本積み増しペース緩やかに

金融危機後、監督当局によって資本増強を迫られている欧州の銀行に、欧州中央銀行(ECB)が救いの手を差し伸べた。

  ドイツ銀行ソシエテ・ジェネラルを監督するECBは今後4年、各行が資本積み増しペースを緩やかにすることを認める。ECBのミクロプルデンシャル監督担当ディレクタージェネラル、コービニアン・イベル氏が19日記者団に述べた。

  ECBが銀行に求める資本バッファーは、全ての銀行に適用されるキャピタル・コンサベーション・バッファーと、銀行ごとに課される上乗せ部分から成る。上乗せのうちシステミック・リスク・バッファーは銀行の規模と拠点によって課され、カウンター・シクリカル・バッファーは各国の監督当局が設定する。

  ECBはキャピタル・コンサベーション・バッファーが強化されるのに伴い、上乗せ部分の要件を縮小させ全体でほぼ横ばいとする計画。キャピタル・コンサベーション・バッファー要件は完全適用される2019年までに銀行のリスク加重資産の2.5%に上昇する。

原題:European Banks Gain Reprieve as ECB Retreats on Capital Demands(抜粋)

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