中国人民銀、中期貸出制度を通じ3兆円近くを供給-提示金利引き下げ

中国人民銀行(中央銀行)は19日、中期貸出制度(MLF)を通じた資金供給で提示金利を引き下げた。過度の元安阻止を図りながら、与信の伸びを維持するため金融環境を緩和した。

  人民銀はソーシャルメディアで、20の金融機関に対しMLF経由で1630億元(約2兆8200億円)を供給したと発表。6カ月物資金の金利は2.85%と、これまでの3%から引き下げた。1年物も3%と3.25%から下げ、3カ月物は2.75%に据え置いた。

  興業証券の上海在勤アナリスト、タン・ユエ氏は「預金準備率や政策金利の引き下げによるシグナル効果は強過ぎる」と指摘した上で、「景気は依然として低迷しており、人民銀は資金調達コストの引き下げと短期市場金利の安定維持を望んでいる」と述べた。

原題:China Eases Via Lower Rates on Medium-Term Loans Amid Outflows(抜粋)

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