優派能源発展集団の転換社債がデフォルト状態-石炭価格の下落響く

  • コークス用炭生産会社の優派能源は18日の期限までに償還できず
  • 総額34.6億香港ドルの他の社債でクロス・デフォルト条項が発動

コークス用炭の生産会社で香港市場に上場する優派能源発展集団が発行した転換社債がデフォルト(債務不履行)状態に陥った。業界では石炭価格の急落後にデフォルトに陥る企業が相次いでいる。

  19日の届出書によると、優派能源は猶予期間の最終日である18日までに転換社債を償還できなかった。規模は明らかにされていない。このため、2018年償還の転換社債を含め総額34億6000万香港ドル(約500億円)相当の他の社債保有者には、クロス・デフォルト条項に基づき即時返済を要求できる権利が与えられる。

  鉄鋼生産に利用されるコークス用炭の価格は14年初め以降に43%下落。石炭輸入を手がける中国の永暉実業は昨年10月、2016年償還債について2回目の利払い不履行に陥った。恒鼎実業国際発展も11月に期限を迎えたドル建て債を償還できなかった。

  届出書によると、優派能源は債務再編あるいは強制措置を取らないという据え置き協定の締結に向け債権者と協議している。

原題:China Coal Miner Defaults on Convertible Debt as Prices Sink (1)(抜粋)

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