ブラックロック、中国ADRの保有500%増やす-MSCI指数採用後

  • アリババADRの保有を4倍、百度ADRを6倍近くに拡大
  • ブラックロックによる中国ADR14銘柄の買越額は約36億ドル

米資産運用会社ブラックロックは、中国企業の米国預託証券(ADR)の保有を500%増やした。米MSCIが昨年11月に同社の指数に中国企業ADRを追加すると決定したことが背景。

  MSCI新興市場指数に連動する最大の上場投資信託(ETF)を運用するブラックロックは、アリババ・グループ・ホールディング、百度(バイドゥ)、JDドット・コム(京東) などのADRを購入した。

  主に昨年12月31日時点以降の最新の届け出によると、ブラックロックによる中国ADR14銘柄の保有総額は43億ドル(約4860億円)に増加した。届け出には昨年10ー12月(第4四半期)の売買が反映されている。ブルームバーグ集計のデータによると、ブラックロックによる中国ADRの買越額は約36億ドルとなり、これらの銘柄の時価総額に占める同社の保有比率は0.2%から1.3%に上昇した。

  ブラックロックは、電子商取引で中国最大手アリババのADRの保有を4倍余り増やし、13億ドルに拡大した。また、検索エンジン百度のADRの保有を6倍近くの約10億ドルとした。  

原題:BlackRock Boosts China ADR Holdings by 500% After MSCI Inclusion(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE