ブラジル株:5日ぶり下落、銀行株安い-S&Pが政府と大手行格下げ

  • S&Pの格下げを受けて通貨レアルも下落
  • S&Pはブラジルの格付けをジャンク級でさらに1段階引き下げ

18日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は5営業日ぶりに下落。銀行株が売られたほか、通貨レアルも下げた。米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がブラジル経済の縮小や政治的こう着により投資のリスクが高まっているとして、政府と国内大手銀行の格付けを引き下げたことが響いた。

  レアルは1%安の1ドル=4.0295レアル。S&Pが20数行を格下げしたことを受けて、金融株の指数は10業種中最悪のパフォーマンスとなり、イタウ・ウニバンコ・ホールディングスとブラデスコ銀行が共に2%安と下げを主導した。

  ボベスパ指数は前日比0.4%安の41477.63で終了。 S&Pは17日、ブラジルの格付けをジャンク級(投機的水準)の領域でさらに1段階引き下げ、同国の格付けを「BB」とし、見通しを「ネガティブ(弱含み)」とした。

  鉄鋼メーカーのウジミナスは13%安と、ボベスパ指数の構成銘柄で最悪のパフォーマンス。昨年10ー12月(第4四半期)の損失が予想より大きかったことが嫌気された。

  食肉加工のJBSは3.5%安。同社のウェズリー・バチスタ最高経営責任者(CEO)が小売業界で買収を行うことに関心がないとの考えを示した。一方、オンライン小売りのB2Wコンパニア・ディジタルは11%高と、昨年10月6日以来の大幅高となった。

原題:Real Sinks With Bank Stocks After Brazil Cut Further Into Junk(抜粋)

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