SF連銀総裁:緩やかな利上げを予想-市場混乱でも成長見通し維持

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  • 短期の変動を苦難の始まりとみるべきではない-ウィリアムズ総裁
  • 緩やかな利上げが望ましい道筋-ロサンゼルスでの講演で語る

米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は18日、最近の金融市場の混乱でも自身の米国と他国の成長見通しが変わっていないとした上で、米金融当局による緩やかな政策正常化を予想しているとあらためて述べた。

  ウィリアムズ総裁はロサンゼルスでの講演テキストで、「短期的な変動や日々の急落であっても広く複雑で重層的な米経済の状態を正確に反映しない。それらを未来の苦難を象徴するヨハネの黙示録の四騎士と解釈すべきではない」と指摘。「重要なのは米国の雇用とインフレにどう影響を及ぼすかだ」と説明した。

  同総裁は米国が最大限の雇用に到達したか、ないしはそれに近い水準にあると述べ、失業率が1月の4.9%から年内に4.5%へと緩やかに低下すると予想した。また労働参加率は長期トレンドと一致しているようであり、新たな職を見つけられると確信して退職する人が増えていることが労働市場の力強さを示していると語った。

  ウィリアムズ総裁は、米金融当局が向こう2年間での2%のインフレ目標達成に向け順調に進んでいるとの考えを示した。

  同総裁は「私が望ましいと考える道筋は緩やかな利上げだ」と発言。「これは、海外経済の弱さとそれがドルや商品相場に与える影響といった逆風を受けて米国が進み続ける中で、経済が今後も金融政策の穏やかな後押しを必要としているという事実を反映する」と説明した。

原題:Williams Sees Gradual Rate Rises as Economy Navigates Headwinds(抜粋)

(発言を追加して更新します.)
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