日米航空協議が合意、米国・羽田路線の昼間便を新設-利便性向上へ

日米航空協議では、羽田空港の昼間時間帯に米国路線を設けることで合意した。米国からの旅行者の利便性が向上するほか、米航空各社の収益性も高まる可能性がある。

  アメリカン航空ユナイテッド航空は、深夜・早朝便は利用者が少なく路線を開設する意義が小さいとして、昼間時間帯への変更を求めていた。今回アメリカンとユナイテッドのほか、ハワイアン航空とデルタ航空も昼間時間帯の羽田発着が認められた。

  アメリカン航空のスコット・カービー社長は発表文で、「当社の顧客が昼間時間帯に東京都心に快適にアクセスできるのは重要だ。今回の合意により、米国・羽田間の路線で望ましい出発・到着時間が実現する」と説明した。

  今回の日米間の合意により、米国の航空会社は6往復の羽田発着枠が利用可能となる。うち5枠は昼間時間帯で、残り1枠が深夜・早朝。これまでは、米国から羽田に向かう便は全て深夜・早朝の時間帯だった。

  アメリカン・エアラインズ・グループとユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスはそれぞれ日本の航空会社と提携しており、今回の合意により収益面で大きくプラスに働く可能性がある。一方、成田空港を日本の拠点とするデルタ航空は日本の航空会社との提携がなく、これまで羽田拡充に反対するロビー活動を展開していた。デルタは、今回の合意に「深く失望している」とのコメントを発表した。

原題:U.S.-Japan Agreement Means Fewer Bleary-Eyed Flights Into Tokyo(抜粋)

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