中国:1月の消費者物価、伸び加速-春節前に食品価格が急上昇

更新日時
  • 食品CPIは前年同月比4.1%上昇、2014年5月以来の大幅な伸び
  • 生産者物価指数は3年11カ月連続の前年割れ

中国の1月の消費者物価指数(CPI)は伸びが加速した。春節(旧正月)の連休を前に食品価格が大幅に上昇した。

  国家統計局が18日発表した1月のCPIは前年同月比1.8%上昇。昨年12月は1.6%上昇だった。1月の生産者物価指数(PPI)は同5.3%低下し、過去最長の3年11カ月連続の前年割れ。12月は5.9%低下だった。

  CPIの伸びがここへきて毎月加速していることは、過剰生産能力問題に取り組みながら経済成長下支えを図る政策当局にとって一定の安心材料となる可能性がある。中国経済安定化の兆候は幾つか見られるが、特に生産者段階で価格決定力に欠ける状況が長期間続いていることは需要の低調さを依然示している。

  マッコーリー・セキュリティーズの中国経済担当責任者、胡偉俊氏(香港在勤)は「デフレ圧力がインフレ圧力よりずっと大きい。今回の指標は中国経済がかなり弱いことを示唆している」と述べた。

  統計局によると、1月の食品CPIは前年同月比4.1%上昇。12月の2.7%上昇に比べて伸びが加速し、2014年5月以来の大幅な伸びとなった。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのエコノミスト、トム・オーリック、フィールディング・チェン両氏はリポートで、「CPIの伸び加速が明らかに目を引いたが、実質的にほぼ全てが食品価格の上昇によるものだった。こうした上昇が長期にわたって続く可能性は低い」と指摘した。

原題:China’s Consumer Prices Climb in January as Food Costs Rise (2)(抜粋)

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