トヨタ:RAV4事故、北米で死傷者-不具合との関係確認できず

更新日時

トヨタ自動車のスポーツ型多目的車(SUV)「RAV4」の北米での事故をめぐり、死傷者が出ていたことが分かった。このモデルについては、トヨタが米国でシートベルトの不具合でリコール(無料の回収・修理)しているが、死傷事故との関係は確認できていない。対象車は世界で約287万台になる。

  トヨタ広報担当の土井賀代氏によると、カナダで死者、米国で負傷者が出ていたが、シートベルトとの関係については確認できないという。昨年10月にカナダ運輸当局から衝突実験で不具合を発見したと指摘を受けて、トヨタは調査していた。

  トヨタは米国で17日、約112万台のRAV4を対象としたリコールを発表。後部座席では金属製フレームの形状が不適切なため、事故時の衝撃でフレームとシートベルトが干渉することがあり、シートベルトが損傷して乗員を拘束できなくなる恐れがある。ガソリン車の2006-12年モデルと12-14年の電気自動車(EV)モデルが対象。激しい正面衝突が起きた場合、2列目のシートベルトがほどけ、搭乗者の体を座席に保持できなくなるリスクがあるという。

  トヨタによると、世界で約287万台となる対象車の内訳は、北米で約133万台、欧州で約62万5000台、中国で約43万4000台のほか、日本や他の地域となっている。

原題:Toyota Recalls SUVs After Seat Belt Separated in Fatal Crash (抜粋)

(世界の対象台数について第1、最終段落に情報を追加.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE