NY外為:資源国通貨が上昇、原油反発で-メキシコ予想外の利上げ

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17日のニューヨーク外国為替市場では商品輸出国の通貨が上昇。原油価格の急反発を受けた買いが入った。

  メキシコ・ペソは3%近い値上がり。南アフリカ・ランドとブラジル・レアルも資源価格の上昇につれて値上がりし、いずれも約2%上昇。メキシコは予想外の政策金利引き上げに踏み切り、過去最安値にあった自国通貨押し上げに向けて一連の措置を発表した。

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  コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジ(ワシントン)のチーフ市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「リスク資産と商品関連資産は引き続き原油価格の動向に非常に密接に左右されている」と指摘。原油価格が持ち直したことで、株価も上昇していると付け加えた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、メキシコ・ペソは対ドルで前日比2.7%高。一時4.9%上昇し、1ドル=17.9622ペソを付けた。この上昇率は2008年以来最大。南アフリカ・ランドは一時、昨年12月以来の大幅高となる2.2%上昇。ブラジル・レアルは1.9%の値上がり。

  ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのチーフ投資ストラテジスト、スコット・クレモンズ氏は「ややリスクオンの取引だ」とした上で、今年に入り市場を悩ませているリスク回避の動きを考えると、こうした取引はあっけなく終わる可能性があると分析。「ボラティリティの高い状態が続く可能性が高い」との見通しを示した。

原題:Commodity-Exporter Currencies Rally as Crude Oil Extends Rebound(抜粋)

(5段落目を追加し、更新します.)
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