中国の新規融資急増でリスク膨らむとの懸念-今年の展開に警戒必要か

中国で1月に新規融資が急増したことで、過度の与信拡大が国内金融システムへのリスクを積み上げているとの懸念を呼んでいる。

  米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、国内総生産(GDP)に対する負債の比率上昇は格付けに対する圧力となり得ると指摘した。

  UBSグループに助言する独立系シニア経済アドバイザーのジョージ・マグナス氏は、与信急拡大が「短期的には経済成長のペースを維持するのに役立つかもしれないが、それは大きな問題を抱え込むことだ」とし、「今年これからの展開について警戒するべきことを示す兆候が多数ある」と話した。

  中国の企業・家計債務は2015年末時点で対GDP比209%。S&Pのアジア太平洋地域ソブリン格付け担当シニアディレクターのキム・エン・タン氏は上海でのインタビューで、「債務の対GDP比の上昇はシステミックリスクをもたらす。これは格付けに対する圧力を高め得る」と述べた。

原題:China Debt Binge Spurs S&P Warning as Magnus Sees Big Risks (1)(抜粋)

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