ソフトバンク株が続伸、一時16%高-最大5000億円の自社株買い

ソフトバンクグループ株が続伸した。同社としては過去最大となる5000億円を上限とした自社株買いを15日に発表し、16日はストップ高まで上げていた。

  ソフトバンク株は17日、取引開始から買われ、一時前日比16%高の5915円を付けた。2008年11月以来の日中上昇率。午前10時42分現在は同11%高の5670円。16日はストップ高で引けた結果、同社株の時価総額は前日から8400億円増加した。

  15日の発表資料によると、取得する株式数の上限は発行済み株式(自己株式を除く)の14.2%に当たる1億6700万株で、期間は16日から17年2月15日の1年間。新たな負債ではなく、保有資産の売却資金や手元資金を充てる。

  エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、市場の自社株買いへの好意的な反応は「スプリントが最悪期から脱出したタイミング」だったたためだと分析した。また国内市場から収益が上がる状況になっており、孫正義社長の「選択肢が増えてきた」と述べた。

  格付け会社、ムーディーズ ・ジャパンの柳瀬志樹シニアアナリストは16日付資料で、自社株買いによるソフトバンクの格付けに即座に影響はないと指摘。その理由として「有利子負債の追加調達による自社株買いを実施する意向はない」点を挙げている。

  

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