そーせいG:新薬開発で近い将来さらなる提携模索-田村社長

バイオ医薬品会社のそーせいグループは今年、新薬の開発に加え、主力の肺疾患治療薬以外に事業を多角化するため、さらなるパートナーシップを結ぶ可能性がある。田村眞一社長が明らかにした。米ファイザーの日本法人が昨年11月、そーせいの第三者割当増資に応じ、株式約3%を取得している。

  田村社長は都内でのインタビューで、同社のパイプラインには開発が進んだ段階に達しているものがあると説明。これらについては、いずれパートナーを得られると考えており、それが2016年の最初の大きなニュースとなり得ると語った。

  そーせいは、がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの治療薬開発で、既に英アストラゼネカやスイスのノバルティスなどとパートナーシップやライセンス契約を結んでいる。昨年2月には、英国の同業ヘプタレス・セラピュティクスを買収した。この買収で新たな新薬候補を手に入れ、これらの一部が大手製薬会社の関心を引きつけている。

  田村社長によると、ヘプタレスの製品は全て開発の初期段階にあり、商品化は少なくとも5年先だという。その間は、中期的に新薬候補のパートナーシップや技術提携から収入を得ることを計画していると述べた。

  ジェネンテック出身の田村氏は1990年にそーせいを創業。当時、日本ではバイオテクノロジーの新興企業はまだ珍しかった。業界での長年の勤務や多くの拠点で仕事した経験を踏まえ、ベンチャーキャピタルファンドや業界関係者から投資機会について定期的に連絡を受けているという。同社のビジネス開発チームは常に積極的に行動していると説明。ヘプタレス買収など、大きな変化をもたらす取引は自ら指揮していると語った。

原題:Japan’s Sosei Says May Soon See More Partners To Develop Drugs(抜粋)

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