2月の独ZEW景況感、2014年来の低水準-株安と中国懸念が重し

更新日時
  • 2月の景況感指数は1.0、エコノミスト予想はゼロ-1月は10.2
  • 「迫り来る」世界景気減速が影響とZEWのシュテフェン氏

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた2月の独景況感指数は2014年10月以来の低水準となった。中国の成長減速に加え、ユーロ圏の銀行の収益力をめぐる懸念から株式相場が急落したことが景況感を悪化させた。

  ZEWが16日発表した2月のドイツの期待指数は1.0と、前月の10.2から急低下した。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査ではゼロへの低下が見込まれていた。

  ZEWの国際金融・財務管理調査部門の責任者、サシャ・シュテフェン氏は「迫り来る世界経済減速と原油安の影響をめぐる不透明がZEW景況感指数を低下させた」と説明し、「こうした状況の中で、デフォルト(債務不履行)リスク上昇への懸念が既に、欧州や日本、米国の多数の銀行の株と社債の価格を押し下げた」と語った。

  ドイツ経済の内需堅調を示す兆候にもかかわらず、同国株の指標であるDAX指数は年初来で約15%下落。独銀最大手のドイツ銀行の株価は8日に10%近く下げた。

  独連邦銀行(中央銀行)は15日、今年のインフレ率見通しを下方修正した。最近の原油値下がりを受けて緊急に経済見通しを調整した。ただ、エネルギー安が国内経済への刺激となり、力強い雇用市場と相まって1-3月(第1四半期)の成長加速に寄与する可能性があるとも分析した。2015年10ー12月(第4四半期)の成長率は0.3%だった。

原題:German Investor Confidence Falls Amid Equity and China Woes(抜粋)

(3段落目以降にコメントや背景を追加して更新します.)
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