アングロ・アメリカン:15年通期赤字56億ドル強-金属値下がり響く

英鉱業・資源会社アングロ・アメリカンの2015年通期決算は4年連続の赤字となった。金属価格値下がりが響いた。不採算となっている鉱山を手放すなど資産売却を通じた今年末までの資金調達額を最大60億ドル(約6900億円)に引き上げ、年内に債務を100億ドル未満に圧縮する方針を示した。

  同社が16日発表した資料によると、昨年の純損益は56億2000万ドルの赤字。14年の赤字額は25億1000万ドル。一部項目を除いた1株利益は64セント。前年は1.73ドルだった。ブルームバーグがまとめたアナリスト63人の予想平均は63セント。売上高は前年比26%減の230億ドルとなった。

  アングロ・アメリカンの時価総額は昨年、4分の3が消失。巨額の債務に加え、金属価格が6年ぶり安値まで落ち込んだことから、事業存続できるかどうかをめぐり疑念が生じた。手元資金を保持するため、同社は保有鉱山と従業員を減らし、配当を見送る方針を打ち出した。

原題:Anglo American Posts $5.6 Billion Loss for 2015 as Metals Plunge(抜粋)

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