中国、不良債権引当金の最低基準引き下げを検討-関係者

  • 不良債権カバー率の最低基準は現在150%
  • 一部の銀行は120%前後への引き下げを見込み予算を策定

中国国務院は市中銀行に課している不良債権引当金の最低基準を引き下げることを検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。貸倒引当金による不良債権カバー率の最低基準は現在150%に設定されている。

  協議は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が同カバー率の引き下げ幅と実施のタイミングを決める見込み。関係者のうち2人は、すでに一部の大手銀行は2016年の予算で120%前後のカバー率を採用していると話した。

  不良債権急増で銀行の不良債権カバー率は低下し、最低基準の150%に近づいた。引き当てが利益の足かせとなるため、中国工商銀行などは基準緩和を求めている。

  銀監会の報道室にコメントを求め電話したが今のところ応答はない。国務院の報道担当部署にもファクスを送付したが返答はない。

原題:China Said to Weigh Cutting Minimum Bad-Loan Coverage Ratio(抜粋)

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