韓国中銀:政策金利を1.5%に据え置き、8カ月連続-予想通り

更新日時

韓国銀行(中央銀行)は16日、政策金利である7日物レポ金利を過去最低の1.50%に据え置いた。金利据え置きはこれで8カ月連続。1-3月(第1四半期)の経済統計がより明確になるまで様子見し、不安定な市場の影響を見極める。

  ブルームバーグの調査では、エコノミスト15人全員が今回の決定を予測していた。  

  日本がマイナス金利を導入し、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げの先送りを示唆した後で、韓国の国債利回りは先週中に過去最低水準に低下。このため韓国中銀が近く追加緩和を行うとの見方が強まっている。バークレイズやオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは3月の利下げを予想する。

  シティグループのソウル在勤エコノミスト、チャン・ジェチョル氏は中銀の決定発表前の段階で、「金融通貨委員会は1月の経済統計を精査し、金融市場の不安定さの影響を見極める時間がある程度必要だ」と指摘。「4月の利下げが私の基本的なシナリオだが、利下げ時期が3月となる可能性も強まりつつある。世界的リセッションの台頭が懸念されている」と述べた。

  韓国の1月の輸出は18.5%減と、2009年以来の大幅な落ち込みだった。中国を中心に世界の需要後退が響いた。同月の消費者物価指数(CPI)上昇率は0.8%と、昨年9月以来の低い伸びにとどまり、中銀が目標に掲げる2%を大きく下回った。鉱工業生産や小売売上高といった1月の他の主要指標は今月中か3月に発表される。

原題:Bank of Korea Keeps Rate at Record Low Amid Market Turbulence(抜粋)

(3段落目以降でコメントなどを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE