中銀による刺激策への期待で株が買われる-金と円が下落、原油は続伸

投資家は高リスク資産を再び買い入れ始めたが、そのきっかけになったのは中央銀行による刺激策への期待だった。

  中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が中国経済への信頼を表明したとの報道を受けて、欧州株は15日までの2日間の上げ幅がこの4年余りで最大となった。原油相場も上昇し、中国人民元は2005年のドル・ペッグ(連動)制廃止以来で最大の上げを記録した。金や円など安全資産に対する需要も縮小。先週の下げ幅が過去1カ月で最大となった新興市場株は回復し、MSCI新興市場指数はニューヨーク時間15日午後2時9分(日本時間16日午前4時9分)現在、2.1%高で推移している。

  ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は15日、金融市場の動揺が物価の安定を脅かす場合にはECBは行動すると欧州議会で証言。欧州株の指標、ストックス欧州600指数は先週末に続いて上昇した。原油相場も続伸し、金は昨年7月以来で最大の下げとなった。米株式市場はプレジデンツデーの祝日で休場だが、株先物は上昇した。円は対ドルで1.2%安の1ドル=114円59銭。今月の上昇率は5.7%に縮小した。

原題:Stocks Get Central Bank Lift as Yen Retreats; Oil Extends Rally(抜粋)

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